「新料金プラン」結局どうなんだろう。
総務省が口をすっぱくして言い続けてきた「不公平な料金プランの改善」。
とりあえず、各携帯電話会社も総務省の方針に従って現在の「販売奨励金」制度を採用した従来通りのプランと、「販売奨励金」を無くす代わりに料金を安くした新料金プランを発表し、今年の携帯冬モデル商戦の時期から採用されることになりました。
しかし唯でさえややこしい料金プランに、買い方まで選べるとなると「?」と思うとともしばしば。
ということでauとドコモの新料金プランについて少し見て行くことにします。(ソフトバンクの新料金プランはauより200円安く、ドコモの新料金プランにしても同様のサービスを発表すると思われるため割愛します)
「auの新料金プラン」
auの新料金プランは従来と同じ販売奨励金制度を利用した「フルサポートコース」と新しい「シンプルコース」の2つに分かれます。
「フルサポートコース」は従来とほぼ同じ内容ですが2点大きく変更があります。
2年間の継続利用が義務付けられており、期間内に機種変更、解約するには解除料金(例12ヶ月未満の場合1万8900円)を支払わなければなりませんが、従来より数倍のポイントがもらえるという新しいポイントシステムを導入。毎月の通話料金には変更はありません。
「シンプルコース」は購入時のサポートがないため、店頭で販売されている価格より一律2万1,000円高くなるようです。
その代り、毎月の基本使用料が1,000円、通話料が30秒15円の「シンプルプランS」と毎月の基本使用料が2,625円、通話料が1分10.5円の「シンプルプランL」の2つを選ぶことができます。
もちろんこちらのプランを選んだ場合いつでも機種変更、解約をすることができます。しかし毎月の通話料金に応じてもらえる「マンスリーポイント」はもらえなくなるため、実質ポイントはたまらなくなります。
そして一番問題なのが、どうやら「シンプルコース」のauの新料金プランを利用しても『必ず通話料が安くなるわけではない』というところ。
月の通話時間がトータル60分以内であれば、「シンプルコース」の料金プランを利用する価値はあるのですが、時間によっては逆に従来の料金プランより高くなることもあるようです。
こうなると、同じ携帯を長く利用し着信専門に利用している方にはおすすめできますが、そうなってくるとソフトバンクのホワイトプランを利用する方が利点が大きいということになってくるのではないでしょうか。
長くなりましたが、先日19日に発表されました「ドコモの新料金プラン」
こちらはauの新料金プランに比べると分かりやすく、新しく導入されたプランでは端末価格が2万円ほど高くなる代わりに毎月の基本使用料が1,000円ほど安くなるというもの。
NTTドコモの「通話料を変更するとわかりにくい」というコメント通り、約20ヶ月利用すると2万円安くなるということになりますので、大変分かりやすくなっています。
ではユーザーにとって新しい料金プランは損か得かということになりますが、昨年のデータでは携帯電話の平均利用期間は約2.6年となっており、意外に長いようです。
しかしauの新料金プランの場合であれば次回の機種変更なども考えるとポイントのある無しなどは大きく響いてきますので、ユーザーは次のことまで考えて選ぶ必要があります。
またポイントは「フルサポートコース」の解約料金にも適用できるため、現状ではとにかくモデルチェンジ毎に最新の携帯電話を常に利用していたいという方以外は「フルサポートコース」を利用する方がお得になると思われます。
それにしてもややこしいですね。ユーザー1人1人がこれを調べるとなると、金銭的な浪費はなくとも、相当な時間的対価を支払っているような気がします。ユーザーも賢くなれということでしょうか
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